チャリティーイベント: 国境なき医師団 & AMNESTY

国境なき医師団とアムネスティへの寄付について

私たちは正しいビジネスのあり方を求め続けます。



 日本でも最近耳にするようになったアメリカ発祥の「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」と呼ばれるセールは、通称「BFCM(ブラックフライデー・サイバーマンデー)」とも呼ばれ、近年では世界中を巻き込みつつある一大イベントとして、消費者の購買意欲を掻き立てる、まさに消費主義を象徴するアイコンとなりつつあります。
 現在、当社では、数少なくなった日本の職人が丹精こめて製作した高品質の武道用品をメインに取扱っており、職人に代わって、国内外のお客様に純日本製武道用品をお届けするという橋渡し的役割を担わせていただいております。そのため、企業として、大幅な値引きによるセール等で商品を販売し、売上を伸ばすという消費主義を助長するような方法ではなく、職人の想い、商品の品質に誇りを持って、一つ一つの商品を適正価格で自信を持って販売し、お客様にも長く愛用していただける武道用品を今後も提供していく企業ありたいと思っております。
 この度、全世界のお客様が楽しみにされている「BFCM(ブラックフライデー・サイバーマンデー)」のセール期間については、世界中が大変に盛り上がるイベント期間であるということは十分に認識しておりますが、社内で検討いたしました結果、当社では通常どおりの営業を行わせていただく運びとなりました。(毎月行っている月間セールは通常取り、月末まで有効です。)
  また、BFCMのセールに代わり、この期間をチャリティ週間とし、その間の当社売上金の15%をふたつの認定NPO団体(国境なき医師団・アムネスティ)へ寄付させていただくイベントを開催を予定しています。今回のイベント詳細につきましては、こちらの記事にて説明させていただきます。ひとりでも多くの皆様のご理解・ご協力を賜れますことを願っております。

「なぜ?」

 過剰な消費と大量生産という全世界における消費主義は、地球の利用可能な天然資源を一方的に減少させ、資源の枯渇、環境の悪化という社会的問題を引き起こしているのは紛れもない事実です。現在、日本の武道業界においても、その影響による天然資源(木材など)を用いた武道用品の生産量の低下、また価格競争から大量生産された安価な海外製武道用品の参入による職人の減少などにより、数十年以内には日本の武道産業がなくなってしまうかもしれないという危機に直面しているのです。当社は、この現代の消費主義に異を唱えます。

  • 過剰な商品・大量生産による天然資源の欠如
    現在、日本国内の森林伐採が進み、木刀業界では深刻な木材不足により良質な木製武器が年々制作できなくなってきているという危機に直面しています。世界を誇る日本伝統の木刀製作が低迷し、また、木刀産業の未来にも陰りが見え始めています。
  • 職人の高齢化・若い職人の欠如
    少子高齢化社会に追い打ちをかけるように、職人の労働環境の悪化による若者の職人離れがとまりません。近年の大量生産からくる価格競争の影響で、職人が時間と労力をかけて作り上げた高品質な商品でさえ、他、海外製の大量生産された商品とほとんど変わらない程度の価格しか設定されず、結果、日本の職人の生活を支える十分な収入を得ることが難しくなっています。こうした重労働、低収入という職人の労働環境の悪さが若者の職人離れを加速させているのです。
  • 売り手側の意識の欠如
    自国で生産される製品よりも、パキスタンやベトナムなどの東南アジアなどの海外諸国の安い労働力を用いて大量生産された安価な製品を買い求めてしまう売り手側の意識の低下もまた、日本産業を後退させてしまっている要因のひとつと考えます。

 当社では、創業当時から上記にあげた様々な問題を危惧し、その問題を解決するにはどうすべきかを日々考えながら、今、私たち企業ができるをことをできる範囲で取り組んでまいりました。
その取り組みの一つとして、 本当によい商品のみを厳選し、その商品に適正な価格を設定し販売することを心がけています。

そして二つめには、実際に商品製作に携わっている職人から実際に話を伺い、商品についての製造工程やこだわり、想いを紹介するほか、今、日本の武道業界、職人の世界で直面している問題を社会に提起し、多くの皆様に現状知っていただけるよう、当社サイトやSNSを通して発信しています。

また、三つめには、可能な限りの職人支援を行いたいという想いで、他国の職人の現状(労働環境や商品の価格設定の方法などについて)などを伝え、日本の職人が作りあげるものに対しての適正価格の設定の提案などを行ってまいりました。その影響も少なからずあってなのか、10年以上据え置きだった日本製木製武器や居合刀などの卸価格がようやく上昇しました。

 最後に、中国、パキスタン、ベトナムといった海外諸国で作られた商品は取り扱わず、純日本製にこだわり販売することです。これは、当社が海外で作るものを排除しているということではありません。ただし、海外製品には安価な労働力を求めて、児童労働を強いるような劣悪な労働環境の中で作られる商品も多く存在するのも事実です。私たちはそのような環境下で作られた商品の販売促進には決して加担することはありません。純粋に、日本の職人が丹精込めて作り上げる高品質な商品を多くの方々に広めていきたいという想いが一番にあり、生産者の顔、その想い、その製造工程がわかる、お客様に自信を持っていい商品だとお伝えできる商品のみを取り扱いたいと考えているのです。

 これらのような問題となっている状況は、賛否両論あるグローバル化がもたらした結果ともいえますが、当社ではグローバル化が社会にもたらすメリットも信じているからこそ、世界に向けて日本の武道用品を販売し続けています。その活動の中で、「武道」で繋がっている世界中のお客様にこの社会問題を共感いただくことが、世界をよりよくしていく最善の方法であり、最初の一歩になるのではないかと私たちは信じています。
 この度の「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」期間における当社の取り組みも、単に安くモノを売る、モノを安く買う、利益をあげる、消費するというのではなく、皆様とともによりよい世界になるために貢献する一つのきっかけになれば、という願いを込めて今回のチャリティイベントを企画いたしました。多くの皆様に趣旨をご理解いただき、あたたかいご支援・ご賛同をいただけますことをスタッフ一同、願っております。

国境なき医師団 公式HP:https://www.msf.or.jp

 国境なき医師団(Médecins Sans Frontières=MSF)は、 独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際NGO団体で、1971年に設立されました。
 MSFの活動は、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的とし、紛争や自然災害の被害者、貧困などさまざまな理由で保健医療サービスを受けられない人びとを対象に、現在、70カ国以上で活動しています。 人種、宗教、信条、政治的な関わりを超えて、独立・中立・公平な立場で活動を行うため、その活動資金のほとんどを民間からの寄付でまかなっています。公的資金の割合を抑えることで、活動の自由を確保しているのです。

 以前、合気道のクリスチャン・ティシエ師範がインタビューの中で次のように語っていました。「私達は合気道だけをしているということを覚えておきましょう。有効ではありますが、重要というわけでもありません。なぜなら、私たちは、兵士でもなければ消防士や医者でもない、命を救うものではないからです。合気道をやっているというだけにすぎないのです。」と。
 私たち武道家の間では、恋人や妻、子供を守るために武道で培った自分の力をいつか行使するときがくるかもしれない、と考えたことがある人も少なくないと思います。しかしながら、そのような場面というのは、大多数の人にとっては恐らく起こることはないでしょう。

 現在もMSFのスタッフは 紛争地や医療のない場所といった、自らも危険にさらされている場所で活動しています。 一人の武道家として、戦争や紛争が何をもたらすのか、を一度、考えてみることも重要なことだと考えます。MSFの活動支援は、私たちが今できる支援のひとつです。

アムネスティ・インターナショナル 公式HP: https://www.amnesty.or.jp

 アムネスティ・インターナショナルは、世界中の人々が世界人権宣言にうたわれている人権を享受できるよう、世界の様々な地域の重大な人権問題について調査を行い、人権侵害を未然に防ぎ、止めるための活動を行っている世界最大の人権NGO団体です。

 アムネスティ・インターナショナルの取り組むテーマは、子供の権利、女性の権利、難民と移民の権利など、時代の流れとともに多様化し、多岐にわたります。全ての政府、政治的思想、経済的な利害、宗教にとらわれず、中立の立場から国連や各国政府に対して、国際法を守り、人権を尊重する制作をとるよう働きかけています。

 残念なことに、日本では、いまだにさまざまな面で、国際的な人権基準にのっとった法律や制度の整備が進んでいません。アムネスティ・インターナショナルの日本支部では、国際的につくられた人権を守るためのルールを日本政府が尊重し、それを実行に移すための制度や仕組みを取り入れるよう働きかけたり、日本国内で起きている人権侵害を把握し世界に向けて問題を発信するなど、日本における人権状況全般の底上げに取り組んでいます。

 一般的に日本は欧米に比べ、文化や習慣の違いもあり、寄付文化が根付いていない国といわれています。非営利団体 Independent Sectorの調査によると、米国人は日本人の50倍もの金額を寄付しています。アムネスティ日本の国内での活動は、非常に小さな規模で活動をしています。当社としても、全ての人の人権が守られる世界の実現にむけてできる限りの支援をしていきたいと考えています。一人ひとりが問題意識をもち、アクションを起こすことがその状況を変えていく一歩になると願ってやみません。

様々なご質問について

 昨年度の「BFCM(ブラックフライデー・サイバーマンデー)」では、本年同様、大幅割引は行わなかったにもかかわらず、多くの皆様にご利用いただきました。今回のチャリティイベントについては、様々なご意見もあるかと思いますが、一人でも多くのお客様にご賛同いただき、ご利用いただければと願っています。

以下、皆様からの様々なご質問にお答えします。

「本当に寄付するのでしょうか?いくらぐらい?」
当社では、実際にそれくらいの寄付をしたかをきちんとお客様に公表すべきと考えております。本イベント期間が終了し、各団体へ寄付を行わせていただいた後には、領収書を当社HP、SNSをを通じて、公開させていただきます。

「寄付先を自分で選択したいのですが。」
本イベントでは、当社の世界中にいらっしゃるお客様にご賛同いただくため、日本国ならず世界共通で知られている、また、当社がその理念に賛同できる認定団体を寄付先として勝手ながら選定させていただきました。寄付金として集められた金額を半額ずつ、「国境なき医師団」「アムネスティ・インターナショナル」にそれぞれ寄付させていただきます。
もし、他の寄付先としてご提案等ございましたら、是非、当社までメールにてお知らせください。次のチャリティイベントの際の参考とさせていただきます。

「実際の寄付金額の目標は?」
昨年の「BFCM(ブラックフライデー・サイバーマンデー)」期間では、お陰様で通常期間の2倍以上のご注文を承りました。昨年同様のご注文数を承ることができましたら、金額にして約90万円(各団体へ約45万円)ほどの金額を寄付させていただくことが可能となります。

 以上、今回の「BFCM(ブラックフライデー・サイバーマンデー)」期間に開催させていただくチャリテイイベントの概要となります。
最後まで本ページをご覧いただき、誠にありがとうございました。このようなイベントの開催は当社でも初の試みとなりますが、よりよい世界の実現に向けて、多くのお客様にご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。本イベントにあたり、ご質問・ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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