掛け軸「道」

表装までこだわった本格的な肉筆掛け軸です。厳選の言葉を書に表現し、道場や床の間、洋間にも似合う表装です。国内で数々の受賞歴がある日本人書家によって表現されています。道場のほか、大切な方への贈り物や自宅の観賞用としても最適です。

「道」という漢字は、「首（くび）」と歩く・行くの意味がある「しんにょう」を組み合わせた形です。様々な諸説がありますが、この「首」は人間を表し、「しんにょう」は足に関わることを表現している、すなわち往来を表すことから、人が行きかう場所、それが「道(みち)」であり、その意味から発展して、人間が何度も同じことを反復思考して得た最高の至善のものを「道(どう)」とされています。本作品は、武道の定義「心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う人間形成の道」から引用しています。

表装の裂地（きれじ）には、先染の糸を使って織り上げた伝統的な織物の表装用裂地を使い、より高級感漂う本格的な仕立てです。表具の形式は、天地に同じ裂地を用いて本紙の周囲を囲んだ様式「丸表装」と、丸表装の上下を無地裂地で分け、上部に風袋を付けた様式「三段表装」の2種からお選びいただけます。

【丸表装】
本紙の上下につける一文字と呼ばれる部分以外、全て同じ裂地で仕立てた表装様式です。一番ポピュラーな表装様式でもあり、シンプルな構成がどの作品とも調和しやすく、書や日本画を深い味わいで表現します。（寸法 縦102 cm × 横45 cm）

【三段表装】
丸表装の上下を無地裂地で分けて、上部に風袋を付けた様式です。上品で華麗、最も使われる様式のひとつです。見た目が豪華になり、重厚で格調のある雰囲気を醸し出します。（寸法 縦120 cm × 横45 cm）

※商品は芸術作品のため、同じ文字であっても同一作品はございません。作品画像右上をクリックすると各作品を拡大してご覧いただけます。作品ごとに番号がございますので、ご希望の番号を選択の上、買い物かごに入れてください。